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美容医療の進歩

医者

光エネルギーを治療に活用

近年、美容医療の世界で大きな成果を上げているものにレーザー治療があります。レーザーは光エネルギーの一種ですが、蛍光灯の光などと違って広く拡散しないという特徴を持っています。そのため特定の場所に向かってまっすぐ進み、強いエネルギーを与えることができます。美容医療ではこのエネルギーを利用して脱毛からシワの解消に至るまでさまざまな治療を行っています。中でも今後ますます普及が進むものと考えられているのが、にきび跡の治療です。にきび跡とはにきびの原因である雑菌が皮膚に炎症を引き起こし、その跡が残ってしまった状態をいいます。シミタイプとクレータータイプに分かれますが、美容外科などのクリニックではそれぞれのタイプに応じた治療が行われています。

肌のターンオーバーを促す

シミタイプのにきび跡はお肌の炎症が毛細血管のうっ血を誘発したり、炎症を防ごうと分泌されたメラニン色素が沈着したりして発生します。前者の場合は赤いシミ、後者の場合は茶色または紫色のシミとなって残ります。一方、クレータータイプとは炎症が皮膚の深いところまで進んで組織を侵食し、表面が陥没してしまったにきび跡をいいます。形状が月面のクレーターに似ているところからこの名があります。レーザーはその波長によって肌の水分や特定の色素だけに反応するような特性を持つことができます。波長を調整されたレーザーをにきび跡に向かって照射すると、シミやクレーターを持つ皮膚が熱によって破壊され、新しい皮膚に生まれ変わります。レーザー治療は数日間のダウンタイムを必要するため、その点には注意が必要です。破壊された皮膚はかさぶた状になり、肌のターンオーバーを待って自然に剥がれ落ちます。

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